AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第1問 Well-Architected Framework を構成する設計の柱

 Well-Architected Framework を構成する設計の柱(設計原則)に含まれないものをすべて選択してください。

  1. Performance Efficency(パフォーマンス効率)
  2. Security(安全性)
  3. Availability(可用性) [正しい解答]
  4. Cost Optimaization(コスト最適化)
  5. Elasticity(弾力性) [正しい解答]
  6. Reliability(信頼性)
  7. Operational Excellence(運用上の優秀性)

(問題ID:CLF302S001)

解答

正しい解答:C. E.

  1. C. Availability(可用性)
  2. E. Elasticity(弾力性)

△ 判定不能

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徹底解説

 AWS Well-Architected Framework は、クラウド・アーキテクチャに関する主要な概念、設計原則やベストプラクティスを提供するリソースです。
 具体的には、下図に示すように、①Reliability(信頼性)、②Performance Efficency(パフォーマンス効率性)、③Security(安全性)、④Cost Optimaization(コスト最適化)、⑤Operational Excellence(運用上の優秀性)、⑥Sustainabillity(持続可能性)の 6つの設計原則(柱)で構成されます。Availability(可用性)と Elasticity(弾力性)は、Well-Architected Framework の 6つの原則には含まれていません。Elasticity(弾力性)は設計原則ではなく、オンデマンドにシステムのリソース提供量を増減できる能力を示す特性を表すのもので、クラウド・サービスの特徴のひとつです。なお、本問題の選択肢には含まれていませんが、Sustainabillity(持続可能性)は、2021年12月に初の変更点として追加されたもので、持続可能性が高いアプリケーション運用を実施することです。


ココがポイント
 Well-Architected Framework の 6つの設計原則は「試験ガイド」にも記載されているものです。すべての意味も解答できるくらい確実に押さえておきましょう。なお、求められている解答が、設計原則(柱)に含まれないものであることに注意しましょう。

問題掲載日:2024-02-18

Information

What's New

  • 2025/5/18 問題ID: CLF202C023 認証情報の安全な運用に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/17 問題ID: CLF301S019 AWS CLI の初期設定時の必要情報に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/16 問題ID: CLF201C046 承認済みテンプレートで制御する AWS リソースの利用に関する問題を追加しました。
  • 2025/5/9 問題ID: CLF201C025 AWS の規模の経済性に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/7 問題ID: CLF204C024 特定の利用者が使用したサービスのコスト情報の取得に関する問題を追加しました。

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