AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第18問 AWS IAM セキュリティのベスト・プラクティス
システム管理者が AWS を企業内の開発環境として利用する際に守るべき AWS IAM(IAM Identity and Access Management)におけるセキュリティのベスト・プラクティスを選択してください。( 2つ選択して下さい。)
(問題ID:CLF301S018)
解答
正しい解答:B. E.
- B. 開発者アカウントの必要な範囲の IAM 権限のみを付与する。
- E. 開発者アカウントのパスワード・ポリシーに最小文字数及び記号利用を要求する。
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徹底解説
選択肢の中で、AWS を開発環境として利用する際に守るべき AWS IAM(IAM Identity and Access Management)におけるセキュリティのベスト・プラクティスは、「開発者アカウントの必要な範囲の IAM 権限のみを付与する」ことと「開発者アカウントのパスワード・ポリシーに最小文字数及び記号利用を要求する」ことです。AWS において、AWS IAM を利用する際のベスト・プラクティスとして非常に重要な点のひとつは、最小権限の原則です。IAM アカウントを作成して権限を付与する場合は、この最小権限の原則に従って、各アカウントの必要な範囲の IAM 権限のみとすることにより、システムへの不正アクセスのリスクを低減することができます。リスクの大小はありますが、本番環境でも開発環境でも守るべき原則であることに変わりはありません。また、AWS IAM では、パスワードの複雑度の要件やローテーション期間も指定することができますが、AWS IAM のセキュリティにおいては、これらを適切に設定することも重要です。開発環境だからといって安易なパスワードを許容するのではなく、利用環境の特性に応じた組織のセキュリティ・ポリシーに沿ってパスワードを設定することが推奨されています。そのため、開発者アカウントのパスワード・ポリシーに最小文字数及び記号利用を要求することは正しい内容です。
ちなみに...
AWS IAM のセキュリティ上のベスト・プラクティスは、AWS の下記のドキュメントで解説されています。ご確認ください。
AWS IAM のセキュリティのベストプラクティスとユースケース:
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/IAM/latest/UserGuide/iam-ug.pdf
問題掲載日:2023-12-30
Information
What's New
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Reference Books
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