AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第1問 需要変動が大きいシステム利用時のAWSクラウドの利点
利用する時間帯によって、需要変動が大きい業務アプリケーションをAWSクラウドにホストすることの利点を選択してください。( 2つ選択してください。)
(問題ID:CLF301S001)
解答
正しい解答:A. B.
- A. 利用した分だけの支払いとなる従量課金制を採用している。
- B. オンデマンドで Amazon EC2 インスタンス数を増減できる。
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徹底解説
利用する時間帯によって需要変動が大きい業務アプリケーションをAWSクラウドにホストすることの利点が正しく記載されている選択肢は、「利用した分だけの支払いとなる従量課金制を採用している」 と 「オンデマンドで Amazon EC2 インスタンス数を増減できる」 です。AWSのようなパブリック・クラウド・サービスを利用すると、需要変動が大きいアプリケーションに対して、システム基盤の費用効率を向上させることができます。AWSのようなパブリック・クラウド・サービスでは、需要の変動に合わせて柔軟にリソースを調整することができるため、そのコストの最適化が可能です。なお、「AWSにホストする」 という表現は、AWSクラウド上でアプリケーションを稼働させることを指しており、クラウド環境における一般的な表現として覚えておくとよいでしょう。また、問題文には 「業務アプリケーション」 と記載されていますが、このAWSクラウドの利点は業務アプリケーションに限られたものではなく、様々な種類のアプリケーションに当てはまりますので、ご注意ください。費用を効率化する具体的な例としては、Auto Scaling を使用して Amazon EC2 インスタンスの起動・終了を自動化するケースが挙げられます。Auto Scaling のポリシー設定により、需要に応じた起動インスタンス数の調整が可能であり、Amazon EC2 の課金モデルはインスタンスの起動時間による従量課金となっているため、利用料金の最適化につながります。
ちなみに...
全てのケースにおいて、オンプレミス環境よりもAWS利用時の方が安価となるわけではないことに注意しましょう。基本的に従量課金モデルが採用されており、利用した分の費用だけが請求されるため、費用効率が高くなるということが、AWS 利用の特徴(メリット)のひとつとなります。
問題掲載日:2023-11-03
Information
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