AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第19問 AWSクラウドにおけるコスト削減対応

 あなたの会社では、AWSクラウドを利用しており、リソースの利用に関するコスト削減を図りたいと考えています。不要なコストを削減するために、最も効果が期待できる対応を選択してください。

  1. リザーブドインスタンスのタイプをスタンダードに変更する。
  2. 夜間は Elastic IP アドレスをデタッチする。
  3. ピーク時のリソース利用量のリザーブドインスタンスに変更する。
  4. AWS Auto Scaling 設定の対象にスポットインスタンスを指定する。 [正しい解答]

(問題ID:CLF204C019)

解答

正しい解答:D. AWS Auto Scaling 設定の対象にスポットインスタンスを指定する。

△ 判定不能

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徹底解説

 不要なコストを削減するために、最も効果が期待できる対応は、「AWS Auto Scaling 設定の対象としてオンデマンドインスタンスの代わりにスポットインスタンスを指定する」 ことです。AWS Auto Scaling は、需要の変化に際しても安定したパフォーマンスを維持するために、Amazon EC2 インスタンスの起動数を自動的に調整するサービスです。スポットインスタンスは、AWSの未使用キャパシティを利用することによって、オンデマンドインスタンスよりも高い割引率(最大90%割引)で提供される Amazon EC2 インスタンスです。利用者が設定した上限価格をスポット価格が上回るとインスタンスが中断される仕組みとなっており、一時的な用途や中断に耐えられるワークロードに適しています。スポットインスタンスは、AWS Auto Scaling でも利用することができ、起動設定で上限価格を指定することができます。実際にスポットインスタンスが割り当てられて、コスト削減の効果が出るかどうかは、市場価格の状況やスポットキャパシティの確保状況に左右されることに注意する必要がありますが、本問題の選択肢の中では、コスト削減を図るための最も適した解答となります。

 その他の選択肢は、いずれも、不要なコストを削減するために効果が期待できる対応策とはなりません。リザーブドインスタンス(RI:Reserved Instance)は、1年または3年の利用を前提として購入することで、オンデマンド料金より大幅な割引きを受けることができる料金割引きオプションです。インスタンスそのものを予約するのではなく、特定のインスタンスタイプやリージョンに対する割引の権利を購入する仕組みです。リザーブドインスタンスにはスタンダードRIとコンバーティブルRIの2種類のタイプがあります。スタンダードRIは柔軟性が低い代わりに割引率が高く、コンバーティブルRIはインスタンスタイプなどを変更できる柔軟性がありますが、割引率はやや低くなります。また、購入後にコンバーティブルRIをスタンダードRIに変更することはできません。リザーブドインスタンスは、長期間にわたり一定の利用量が見込まれるワークロードに適しており、時間帯によってピーク性があり、利用量が大きく変動するアプリケーションには不向きです。例えば、ピーク時の利用量に合わせてリザーブドインスタンスを購入すると、利用量の低い時間帯にもピーク時と同じコストが発生して、結果として不要なコストが増える可能性があるためです。Elastic IPアドレスは、AWSが提供する固定(静的)パブリックIPアドレス(IPv4)で、クラウド環境のように動的に変化するインスタンスにも柔軟に割り当て直せる仕組みです。Elastic IPアドレスは、アタッチしているから課金されるものではありません。Elastic IPアドレスを保持したまま、対象のインスタンスを起動していない場合に課金される仕組みとなっているため、デタッチすることがコスト削減に繋がるわけではありません。

ちなみに...
 スポットインスタンスは未使用キャパシティを活用するため大幅な割引が可能ですが、停止や中断のリスクを理解した上で利用することが重要です。Amazon EC2 スポット・インスタンスの機能・特徴・料金などの詳細は、AWS社の下記のページを参照ください。

Amazon EC2 スポットインスタンス:
https://aws.amazon.com/jp/ec2/spot/

問題掲載日:2024-03-10


Information

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