AWS認定資格 無料問題集

解答

正しい解答：Ｂ. リザーブド・インスタンス

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徹底解説

　今後1年間の継続利用が確定しているシステム開発のプラットフォームとして Amazon EC2 を使用するときの最適なインスタンスの購入方式は、リザーブド・インスタンスです。リザーブド・インスタンスは、1年または3年の期間利用を継続することを事前予約することで、オンデマンド・インスタンスの料金に比べて大幅な割引価格が適用される購入方式のインスタンスです。特定のリージョンあるいはアベイラビリティーゾーン（AZ）で使用するキャパシティを確保することができ、リージョン指定（デフォルト）か AZ 指定かは購入時に決定します。
　その他の選択肢は、今後1年間の継続利用が確定している Amazon EC2 インスタンスの最適な購入方式ではありません。オンデマンド・インスタンスは、インスタンスの標準的な購入方式のインスタンスで、長期利用の制約は無く、利用時間に応じて課金されます。必要な時に必要な時間だけ必要な数のインスタンスを起動することができるため、インスタンスの起動時間や利用期間が確定していない場合や、あるいはテスト環境の利用に適しています。一方で、本問題のように今後1年間の継続利用が確定しているシステム開発のプラットフォームとしては、割引価格が適用されるリザーブド・インスタンスのほうが適しています。スポット・インスタンスは、予備リソースを入札式で購入・使用することにより、オンデマンド・インスタンスよりも高い割引率（最大 90% 割引）で提供される Amazon EC2 インスタンスです。一時的な用途で利用することが想定されており、利用者が支払ってもよいと考える上限価格を変動するスポット料金が上回るとインスタンスが中断される仕組みとなっています。1年間の継続利用が確定しているシステム開発のプラットフォームには適していません。また、ハードウェア専有インスタンスは、利用者の専用ハードウェア上に展開された VPC で実行される Amazon EC2 インスタンスです。これはインスタンスの構成方式を示しており、インスタンスの購入方式を意味するものではありません。