AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第29問 AWS リージョンの特徴
下記の中で、AWSクラウドのリージョンに関して、正しく説明しているものを選択してください。
(問題ID:CLF203C029)
解答
正しい解答:A. 一部のリージョンの中には、一般的なマネジメント・コンソールからは利用できないものもある。
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徹底解説
AWSクラウドのリージョンに関して、正しく説明している選択肢は、「一部のリージョンの中には、一般的なマネジメント・コンソールからは利用できないものもある」 です。AWS では、地域を物理的なロケーションに分割してサービスを提供しており、この分割単位をリージョンと呼んでいます。各リージョンはそれぞれ独立した領域ですが、隣接するリージョンの間は専用ネットワークで接続されており、基本的にはクロス・リージョンでの連携は可能です。しかしながら、中国国内のリージョンでは、政治的な理由で他の地域の AWS リージョンとは完全に隔離・断絶しており、一般的なマネジメント・コンソールから利用できないようになっています。基本的には、異なるリージョン間で相互に通信することができることを理解した上で、例外はあり、全てのリージョン間で連携できるわけでもありません。クラウドプラクティショナー試験としては、重要なポイントのひとつです。
リージョン間のレプリケーションに関しても、基本的に、実施することは可能であり、「異なるリージョン間でのレプリケーションを実施することはできない」 の選択肢の記載は誤りです。また、上述の通り、「全てのリージョン間で相互にデータ連携をすることができる」 の選択肢の記載も誤りです。なお、提供されるサービスに対して、すべてのリージョンで、同一価格を実現しているわけではありません。AWSサービスの利用可否と各サービスの提供価格は、そのサービスを利用するリージョンに応じて異なる内容となっています。
ちなみに...
新サービスを利用をする必要がある場合、米国東部(バージニア北部)リージョンでは、おおよそ最新のサービスが利用可能となっていますので、新しいサービスを利用する際は、米国北部リージョンをご確認ください。
問題掲載日:2023-10-08
Information
What's New
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Reference Books
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