AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第68問 IAMユーザーの認証情報や状態の一覧化機能
あなたは、社内のセキュリティ監査を担当しており、IAMユーザーのパスワードやアクセスキーの有効・無効、MFAの有効化状況などを一覧で確認して、コンプライアンス対応に活用したいと考えています。この目的に最も適したAWSの機能を選択してください。
(問題ID:CLF202C068)
解答
正しい解答:A. IAM Credential Report
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徹底解説
IAMユーザーのパスワードやアクセスキーの有効・無効、MFAの有効化状況などを一覧で確認して、コンプライアンス対応に活用したい場合に、最も適したAWSの機能は IAM Credential Report です。IAM認証情報レポート(IAM Credential Report)は、AWSアカウント内のすべてのIAMユーザーとルートユーザーについて、認証情報の状態を一覧化したCSV形式のレポートです。具体的には、パスワードの有効・無効、パスワードの最終使用日・変更日、多要素認証(MFA:Multi-Factor Authentication)の有効化状況などの各ユーザーの認証情報のステータスが含まれます。IAM認証情報レポートを利用することで、IAMユーザーの認証情報の状態を一覧で確認できるため、セキュリティ監査やコンプライアンスの対応作業を効率的に支援することができます。これにより、監査への対応力を高められます。
その他の選択肢は、IAMユーザーの認証情報の状態を一覧化することにより、コンプライアンス対応に活用できる機能を提供するものではありません。AWS Security Hub は、AWSのセキュリティ設定が 「ベスト・プラクティスから逸脱していないか」 をチェックして、アラートの集約、整理および優先順位付けを自動化するクラウド・セキュリティ管理サービスです。
Amazon GuardDuty は悪意のある操作や不正な動作を継続的に監視して、脅威を検出するマネージド型のサービスです。GuardDuty Findings は、本サービスを使用して、ログやアクティビティを分析して検出した脅威や不審なアクティビティの結果を示すものです。そして、AWS Artifact は、セキュリティやコンプライアンス、契約の有効性を確認するためのサービスで、各種レポートを無料でダウンロードすることができます。AWS Artifact の SOC Report は外部監査やコンプライアンス証跡を提供するサービスであり、IAMユーザーのパスワードやアクセスキーの状態を確認する機能はありません。
問題掲載日:2025-11-24
Information
What's New
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Reference Books
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