AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第9問 AWS リソースに対する権限の付与
Amazon EC2 や AWS Lambda 等の AWS リソースに権限を付与する際に利用する AWS IAM(Identity and Access Management)の機能を選択してください。
(問題ID:CLF202C009)
解答
正しい解答:D. IAM ロール
URL を直接入力して「解答・解説」画面を表示した場合、何を選択・解答したかを特定できないため、解答の正誤判定ができません。必要に応じて「同じ問題に再挑戦」ボタンをクリックして、この問題に再チャレンジしてみてください。
徹底解説
Amazon EC2 等の AWS リソースに権限を付与する際に利用する AWS IAM(Identity and Access Management)の機能は、IAM ロールです。AWS IAM は、AWS クラウド・リソースへのアクセス管理サービスであり、IAM ロールを使用すると、サービスに対して、リソースへのアクセス権を付与することができます。具体的には、アクセス権を定義した IAM ポリシーを割り当てた IAM ロールをサービス・リソースに対して付与することにより実現します。下図に示すようなイメージの通り、AWS リソースからのアクセス設定は IAM ロールを使用します。例えば、AWS Lambda で Amazon EC2 インスタンスを起動する Lambda 関数が実行可能となるようにアクセス権を付与したい場合等に利用します。Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)は、コンピューティング・キャパシティ(インスタンスと呼ばれる仮想サーバー)を提供する AWS を代表するアンマネージド型のサービスのひとつであり、AWS Lambda は、イベント発生時にコードを実行するサーバーレスのアーキテクチャ基盤です。
その他の選択肢は、AWS リソースに権限を付与する際に利用する AWS IAM の機能ではありません。Amazon EC2 や AWS Lambda 等の AWS リソースに権限を付与する際に、IAM ユーザーを利用することはありません。IAM グループは、複数のユーザーに対してまとめてアクセス権を付与する場合に使用します。そのため、IAM ユーザーや IAM グループは誤った選択肢です。また、IAM ポリシーは、どの AWS サービスの何のリソースに対して、どのような操作を許可するか、あるいは拒否するかを定義したものです。本問の主旨を踏まえると、IAM ロールのほうが解答としては良いでしょう。

問題掲載日:2023-09-30
Information
What's New
- 2025/9/2 問題ID: CLF203C014 AWSインフラストラクチャのロケーション規模に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/8/31 問題ID: CLF201C015 データベース移行に利用する AWS サービスに関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/8/30 問題ID: CLF202C065 サードパーティー製アプリケーションとAWSリソースの連携に関する問題を追加しました。
- 2025/8/29 問題ID: CLF202C005 AWS利用時の禁止事項に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/8/27 問題ID: CLF301S021 AWSクラウッド移行のメリットに関する問題を加筆・修正しました。
Reference Books
図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]
![図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]](https://aws.keepitup.jp/images/Reference_Books_CL-02.jpg?202504201436)
これからIT業界に転職することを考えている方やエンジニア1年生の方などで、緑のテキストが少し難しく感じる人にお薦めの1冊です。AWSのしくみや技術をわかりやすく解説する図解本となっています。さらに、2025年4月21日に頁数を大幅に増やして、よりたくさんのサービスをフルカラーの図解で解説する第2版がリリースされました。これからの購入を検討されている方はこちらを確認ください。
一夜漬け AWS認定 クラウドプラクティショナー[C02対応] 直前対策テキスト
![一夜漬け AWS認定 クラウドプラクティショナー[C02対応] 直前対策テキスト](https://aws.keepitup.jp/images/Reference_Books_CL-04.jpg?202508171817)
必要最小限の内容を、効率よく学習できる構成となっており、忙しい社会人にもお薦め!模擬試験1回分付きで、試験直前の総仕上げにぴったりの1冊です。実は、本サイトの管理者も前版ですが直前対策に利用しました!