AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第3問 ログイン・セキュリティの強化
AWS の利用にあたって、システム管理者が AWS Management Console に接続する際のログイン・セキュリティに関して、保護レイヤを追加することによってより強化したいと考えています。実施するべき対応を選択してください。
(問題ID:CLF202C003)
解答
正しい解答:D. Multi-Factor Authentication(MFA)を有効化する。
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徹底解説
AWS Management Console 接続時のログイン・セキュリティを強化するための保護レイヤは、多要素認証(MFA:Multi-Factor Authentication)です。この MFA を有効化することによって、AWS Management Console にログインする際に、パスワードによる単一認証に対して、追加の保護レイヤを加えることができます。ここで言う保護レイヤとは、セキュリティを担保するための仕組みのことです。つまり、パスワード認証(第1要素: 利用者の知識情報)と、MFA デバイス認証(第2要素:利用者の保有情報)の複数要素(保護レイヤ)によっ て、AWS Management Console にログインする際のセキュリティを強化することができます。なお、AWS Management Console は、CLF-C02 で明示的に試験範囲として追加された機能のひとつです。
その他の選択肢の対応は、AWS Management Console 接続時のログイン・セキュリティを強化するための保護レイヤとなる対応ではありません。AWS Shield は Web アプリケーションを SYN Flood、UDP Flood や反射攻撃といった DDoS 攻撃から守るマネージド型のサービスであり、AWS IAM(Identity and Access Management)はユーザーやインスタンスに対する認証・認可に基づくアクセス権管理をを行うマネージド型のサービスです。AWS IAM の機能のひとつである MFA を有効化することで保護レイヤを追加することはできますが、IAM によるアクセス権管理を実施することは追加の保護レイヤとまでは言えません。なお、Amazon Security Report Service(SRS)という名前の AWS サービス・機能はありません。

問題掲載日:2023-09-30
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