AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第26問 データ変換を伴うデータ移行サービス

 オンプレミス環境のシステムからテラバイト規模のデータ移行をすることを検討しており、また移行時に Lambda 関数によるデータ変換を合わせて実施したい場合に、利用する AWS サービスを選択してください。

  1. AWS Snowball
  2. AWS Snowball Edge [正しい解答]
  3. AWS Snowmobile
  4. AWS Snowball Mobile

(問題ID:CLF201C026)

解答

正しい解答:B. AWS Snowball Edge

△ 判定不能

 URL を直接入力して「解答・解説」画面を表示した場合、何を選択・解答したかを特定できないため、解答の正誤判定ができません。必要に応じて「同じ問題に再挑戦」ボタンをクリックして、この問題に再チャレンジしてみてください。

徹底解説

 オンプレミス環境のシステムから Lambda 関数によるデータ変換を実施した上で、テラバイト規模のデータ移行を実施できるサービスは AWS Snowball Edge です。AWS Snowball Edge は、セキュアなアプライアンスを使用して、AWS クラウドにペタバイト規模の大容量のデータを転送する AWS Snowball にコンピューティング機能が追加されたサービスです。AWS Snowball Edge 1 台あたり 100 TB(実効容量 80 TB)まで取り扱うことができる専用アプライアンスを使用してデータを移行します。そのため、これを複数利用することにより、ペタバイト規模のデータを移行することも可能です。また、AWS Snowball Edge のアプライアンスは、コンピューティング機能が追加されているため、データ書き込み時に Python 言語で記述した Lambda 関数を利用してデータ処理が可能なデバイスとなっています。
 その他の選択肢の AWS Snowball 及び AWS Snowmobile も大容量のデータを転送するためのサービスではありますが、移行時に Lambda 関数を利用したデータ変換を実施することができるサービスではなく、さらに既にサービス終了しているため利用することができません。AWS Snowball は 2020年4月6日までで受付終了となり、AWS Snowball Edge が後継サービスとして継続的に提供されています。また、エクサバイト規模の超大容量データを AWS クラウドに移行するために使用できるデータ転送サービスであった AWS Snowmobile も、少なくとも 2024年4月23日時点において、AWS の広報がサービス終了を認めたことが確認されています。また、AWS Snowball Mobile というサービスはありません。なお、AWS Snow ファミリーは、CLF-C02 で明示的に試験範囲として追加されたサービスのひとつです。



問題掲載日:2023-12-18


Sponsored Links

Information

What's New

  • 2025/8/27 問題ID: CLF301S021 AWSクラウッド移行のメリットに関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/8/24 問題ID: CLF301S023 Amazon Inspector による脆弱性診断の検査項目に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/8/23 問題ID: CLF203C078 非管理端末からの安全な業務アプリケーション接続に関する問題を追加しました。
  • 2025/8/21 問題ID: CLF101C003 AWS のコンピューティング・サービスに関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/8/19 問題ID: CLF203C037 安価で簡易的なアプリケーションの実装に関する問題を加筆・修正しました。

Reference Books

一夜漬け AWS認定 クラウドプラクティショナー[C02対応] 直前対策テキスト

一夜漬け AWS認定 クラウドプラクティショナー[C02対応] 直前対策テキスト
 必要最小限の内容を、効率よく学習できる構成となっており、忙しい社会人にもお薦め!模擬試験1回分付きで、試験直前の総仕上げにぴったりの1冊です。実は、本サイトの管理者も前版ですが直前対策に利用しました!

図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]

図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]
 これからIT業界に転職することを考えている方やエンジニア1年生の方などで、緑のテキストが少し難しく感じる人にお薦めの1冊です。AWSのしくみや技術をわかりやすく解説する図解本となっています。さらに、2025年4月21日に頁数を大幅に増やして、よりたくさんのサービスをフルカラーの図解で解説する第2版がリリースされました。これからの購入を検討されている方はこちらを確認ください。