AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第6問 クラウド・サービス利用に対する課金モデル

 サービス利用に対する課金モデルには様々ありますが、利用者が使用したコンピューティング・リソースに応じて料金を支払う形式の課金モデルを選択してください。

  1. 定額課金モデル
  2. 従量課金モデル [正しい解答]
  3. プリペイドモデル
  4. サブスクリプション

(問題ID:CLF201C006)

解答

正しい解答:B. 従量課金モデル

△ 判定不能

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徹底解説

 一般的に、利用者が使用したコンピューティング・リソースに応じて料金を支払う形式の課金モデルのことを従量課金モデルと呼びます。多くのクラウド・サービスでは、従量課金モデルが採用されています。従量課金モデルの場合、定額課金モデルとは異なり、初期時点で発生する固定費用の代わりに、運用時のリソース利用状況によって請求額が変動することが特徴です。利用していないサービスに対して料金が発生することはないため、無駄な費用を抑えやすいことが従量課金モデルの利点です。例えば、AWS の Amazon EC2 インスタンスは、その仮想サーバーを起動している時間に応じて料金が算出されます。この場合、休日や夜間にサービスを止めておけば、その間は料金が発生しないため、これを活用することにより費用を抑えることができます。
 その他の選択肢は、利用者が使用したコンピューティング・リソースに応じて料金を支払う形式の課金モデルではありません。定額課金モデルは、利用者が毎月、毎年等の一定の期間に応じて定額の料金を支払う形式の課金モデルです。利用者の立場では、ある程度の平均的な利用が見込まれる場合、定額料金モデルとすることにより、利用料金を気にしないで安定的なコスト管理を行うことができます。一方で、平均的な利用量が推測できない場合、コスト効率が悪くなる場合があります。プリペイドは、支払い方式における「先払い」を意味します。一般的には、プリペイドモデルという言い方はされないかもしれませんが、少なくとも、利用者が使用したコンピューティング・リソースに応じて料金を支払う形式の課金モデルではありません。また、サブスクリプションは、毎月、毎年等の一定期間利用できる権利に対して、定額料金を支払う形式の課金モデルです。サービス提供者には安定的な売上が見込まれ、利用者にはコスト効率や手軽さがメリットと言われています。


Step Up!
 従量課金モデルは、使用した分だけ料金を支払う課金方法であるため、「Pay-As-You-Go」の課金モデルとも呼ばれています。

問題掲載日:2023-09-30

Information

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