AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第39問 アクセスキーに関連付けられる IAM エンティティ

　AWS CLI を使用する際に、アクセスキー ID とシークレットアクセスキーに関連付けられる AWS IAM のエンティティを選択してください。

  1. IAM ユーザー [正しい解答]
  2. IAM グループ
  3. IAM ポリシー
  4. IAM ロール

（問題ID：CLF101C039）

解答

正しい解答：Ａ. IAM ユーザー

△ 判定不能

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徹底解説

　AWS CLI を使用する際に、アクセスキーIDとシークレットアクセスキーに関連付けられるAWS IAM（Identity and Access Management）のエンティティは、IAM ユーザーです。AWS IAM は、安全に AWS 操作を実施するための認証・認可の仕組みを提供するマネージド型のサービスであり、主な構成要素として、IAM ユーザー、IAM グループ、IAM ポリシー、IAM ロールがあります。問題文では、「AWS IAM のエンティティ」となっていますが、構成要素くらいに考えてもらえれば問題ありません。アクセスキーIDとシークレットアクセスキーは、AWS CLI のコマンド実行時に利用するもので、AWS リソースに接続する際の認証情報として使用されます。これを使用することにより、AWS ユーザーが AWS の各サービスやリソースを安全に操作できるようになります。つまり、IAMユーザーがアクセスキーIDとシークレットアクセスキーに関連付けられる AWS IAM のエンティティとなります。
　その他の選択肢は、AWS CLI を使用する際に、アクセスキーID とシークレットアクセスキーに関連付けられるものでありません。IAM グループは、複数の IAM ユーザーに対してまとめてアクセス権を付与することにより、IAM ユーザー個別に設定するよりも、設定作業を効率化することができるものです。また、IAM ポリシーはどの AWS サービスの何のリソースに対して、どのような操作を許可・拒否するかを定義したものであり、IAM ロールは AWS サービスのリソースに対して、他のリソースへのアクセス権を付与したい場合等に利用するものです。これらの構成要素は認証ではなく、アクセス権限を認可するためのものですね。下に示すイメージ図もご参照ください。


ちなみに...
　AWS CLI は、コマンドを使用して AWS サービスとやり取りできるオープンソースツールです。AWS CLI の設定方法の詳細は、非常にページ数の多いドキュメントですが、AWS の下記のサイトのマニュアルで解説されています。ご確認ください。必要に応じて、ご参照ください。

AWS CLI を設定する：
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/aws-cli.pdf

問題掲載日：2025-02-08


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