AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第21問 AWS のサブネットにおけるアクセス制御機能

 サブネットに適用することによって、トラフィックのアクセス制御を実施する AWS のセキュリティの機能を選択してください。

  1. セキュリティグループ
  2. ネットワーク ACL [正しい解答]
  3. AWS Systems Manager
  4. AWS Secrets Manager

(問題ID:CLF101C021)

解答

正しい解答:B. ネットワーク ACL

△ 判定不能

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徹底解説

 Amazon Web Services(AWS)におけるサブネットに適用して、トラフィックのアクセス制御を実施するセキュリティの機能は、ネットワーク ACL です。このサブネットは、Amazon VPC(Virtual Private Cloud)により定義されたネットワークを CIDR(Classless Inter Domain Routing)と呼ばれるセグメントの範囲で分割したネットワークです。ネットワーク ACL は、AWS の標準的なファイアウォールの機能を提供するものであり、サブネットに対する特定のインバウンドまたはアウトバウンドの通信を許可または拒否することにより、ネットワーク・トラフィックのアクセス制御を行うことができます。
 その他の選択肢のセキュリティグループ、AWS Systems Manager、及び、AWS Secrets Manager はサブネットに適用することにより、トラフィックのアクセス制御をする機能を提供するものではありません。セキュリティグループは Amazon EC2 インスタンスに適用して、アクセス制御を実施します。また、AWS Systems Manager はシステム環境を統合的に管理して、運用作業の自動化やリソース構成を可視化する機能・サービス群の総称であり、AWS Secrets Manager はデータベースのパスワード等の認証情報を暗号化して秘匿情報(シークレット)として取得・保存・管理する仕組みを提供するマネージド型のサービスです。


ちなみに...
 AWS ではセキュリティグループとネットワーク ACL の 2つの仕組みで通信を制御することができます。まずは、2つの仕組みの制御対象がインスタンスか、サブネットかのどちらであるかを押さえることが大切です。

問題掲載日:2024-02-24


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