AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第19問 Elastic の意味するパブリック・クラウドの特性

 Amazon Web Services(AWS)のサービス名の一部としてもよく使用される「Elastic」というキーワードは、パブリッククラウドのある特性を意味しています。下記の選択肢の中から「Elastic」が示している特性を選択してください。

  1. アジリティ
  2. 可用性
  3. 弾力性 [正しい解答]
  4. スケーラビリティ

(問題ID:CLF101C019)

解答

正しい解答:C. 弾力性

△ 判定不能

 URL を直接入力して「解答・解説」画面を表示した場合、何を選択・解答したかを特定できないため、解答の正誤判定ができません。必要に応じて「同じ問題に再挑戦」ボタンをクリックして、この問題に再チャレンジしてみてください。

徹底解説

 「Elastic」が示すパブリッククラウドの特性は「弾力性」のことであり、オンデマンドにシステムのリソース提供量を増減できる能力を意味します。必要になったときにリソースを増やし、不要になったときにリソースを減らすことができるクラウドならではの特性と言えます。例えば、AWS Auto Scaling を利用することにより、負荷に応じて稼働するインスタンス数を増減することができます。
 「Elastic」はサービス名にもよく使用されており、主要な AWS サービスの代名詞とも言える Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)にも使用されているキーワードです。弾力性の高さは、アジリティ、可用性、スケーラビリティの高さと共に、オンプレミス環境と比較した場合のパブリック・クラウドのメリットであると言われています。
 その他の選択肢のアジリティ、可用性、及び、スケーラビリティは、「Elastic」が示すオンデマンドにシステムのリソースを提供量を増減できる能力を示す特性ではありません。アジリティは機敏性と訳されることが多く、クラウドの特性を表す場合は環境変化に対して素早く対応することができる能力のことを示し、可用性はシステムやアプリケーションが継続して稼働することができる能力を示します。また、スケーラビリティ(拡張性)は必要に応じてサーバーの台数を増減させたり、サーバー自体の性能を調整する能力を示します。



問題掲載日:2024-02-09

Information

What's New

  • 2025/5/28 問題ID: CLF201C046 承認済みテンプレートで制御する AWS リソースの利用に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/28 問題ID: CLF101C041 AWS Service Catalog の概要説明に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/25 問題ID: CLF101C041 AWS WAF で対応できるセキュリティ脅威に関する問題を追加しました。
  • 2025/5/23 問題ID: CLF301S013 Amazon マシンイメージの特徴に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/20 問題ID: CLF202C048 AWS リソース構成のアクセスに対するモニタリングに関する問題を加筆・修正しました。

Reference Books

AWS 認定クラウドプラクティショナー 資格試験テキスト(改訂第3版)

AWS 認定クラウドプラクティショナー 資格試験テキスト(改訂第3版)
 AWS クラウドプラクティショナーのテキストとして、必ず紹介されるような定番の参考書です。本書でひと通り学習した後に、当サイトで問題演習をすることにより効果的に知識の定着を図ることができます。

図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]

図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]
 これからIT業界に転職することを考えている方やエンジニア1年生の方などで、緑のテキストが少し難しく感じる人にお薦めの1冊です。AWSのしくみや技術をわかりやすく解説する図解本となっています。さらに、2025年4月21日に頁数を大幅に増やして、よりたくさんのサービスをフルカラーの図解で解説する第2版がリリースされました。これからの購入を検討されている方はこちらを確認ください。