AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第6問 Well-Architected Framework を構成する設計原則
AWS におけるアーキテクチャのベスト・プラクティスである Well-Architected Framework を構成する6つの設計原則(柱)に含まれないものを選択してください。
(問題ID:CLF101C006)
解答
正しい解答:D. オンプレミス指向
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徹底解説
選択肢の中で、Well-Architected Framework を構成する6つの設計原則に含まれないものはオンプレミス指向です。Well-Architected Framework はクラウド・アーキテクチャに関する主要な概念、設計原則やベスト・プラクティスを提供するフレームワークです。下図に示すように、①信頼性、②パフォーマンス効率性、③安全性、④コスト最適化、⑤運用上の優秀性、⑥持続可能性の6つの原則で構成されます。クラウド・アーキテクチャに関するベスト・プラクティスのフレームワークが「オンプレミス指向」ではないことは落ち着いて考えると明らかだと思います。ただし、この6つの柱は「試験ガイド」にも記載されているものですので、可能であれば、消去法による解答ができるだけでなく、すべての設計原則(柱)を確実に説明できるくらいにしておきたいものです。まずはこのフレームワークを構成する6つの原則を覚えるところから始めましょう。
その他の選択肢は、いずれも Well-Architected Framework を構成する6つの設計原則に含まれています。パフォーマンス効率性はパフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義することであり、コスト最適化はコスト最適化アーキテクチャを設計することです。また、運用上の優秀性は、オペレーショナル・エクセレンスを備えたアーキテクチャを定義することと、少し難しく記載されていますが、要するに顧客満足度がシステム運用の目的であり、AWS としては重要な評価軸と考えているということです。

ちなみに...
Sustainabillity(持続可能性)は、2021年12月に初の変更点として追加されました。
問題掲載日:2024-01-06
Information
What's New
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- 2025/4/24 問題ID: CLF202C014 AWS Config の機能・サービス内容に関する問題を加筆・修正しました。
Reference Books
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