AWS認定資格 無料問題集
AWS Certified AI Practitionerのテーマ別 集中演習
AWS認定のAIプラクティショナ―試験の出題分野である人工知能と機械学習の基礎や生成AIの基礎、基盤モデルの応用、責任あるAIに関するガイドライン、AIソリューションのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスの5つのテーマ別に演習問題を提供しています。苦手分野の克服や理解度の確認のためにご利用ください。
AI Practitioner 試験対策の問題を新たに掲載しました。今後もコンテンツを続々追加・更新予定です。ぜひご活用ください!
(1)人工知能と機械学習の基礎(8問)
この分野では、人工知能(AI:Artificial Intelligence)および機械学習(ML:Machine Learning)の基本概念や代表的な活用事例、開発プロセスに関する知識が問われます。特に、AIに関する基本用語の理解に加えて、推論の種類、深層学習の特徴、学習手法(教師あり学習、教師なし学習、強化学習)などに関する知識が求められます。また、AIおよびMLの応用例や開発ライフサイクル、さらに、関連するAWSサービスも出題範囲に含まれます。AWS社から提供されている試験ガイド(AIF-C01 Ver.1.4)によると採点対象コンテンツに占めるこの分野の出題の比重は 20% となっています。
(2)生成AIの基礎(7問)
この分野では、生成AIの基本概念やビジネス上の課題解決の可能性と限界、生成AIアプリケーションを構築するための、AWSのインフラストラクチャーとテクノロジーに関する知識が問われます。例えば、トークンやチャンク化、埋め込み表現、ベクター、プロンプトエンジニアリング、トランスフォーマーを基礎とした大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)などの生成AIの基礎となる概念の理解に加えて、基盤モデル(Foundation Models)のライフサイクルの知識や具体的なユースケースの把握が求められます。また、生成AIのメリット・デメリットの特定やビジネス価値と評価基準(メトリクス)の見極め、AWSの生成AI関連サービスやコストに対するトレードオフも試験範囲に含まれます。AWS社から提供されている試験ガイド(AIF-C01 Ver.1.4)によると採点対象コンテンツに占めるこの分野の出題の比重は 24% となっています。
(3)基盤モデルの応用(9問)
この分野では、基盤モデルを活用したAIソリューションの設計、選定、実装、評価に関する知識が問われます。試験全体の中でも特に比重の大きい重要領域であり、実務におけるAI活用に関連する内容を含みます。基礎的な知識に加え、応用力も問われる分野です。例えば、モデルの選定基準、推論パラメーターが応答に与える影響といった設計上の考慮事項や、プロンプトエンジニアリングの概念と具体的な手法、トレーニングとファインチューニングのプロセス、パフォーマンスの評価方法やメトリクスなどが含まれます。また、Amazon Bedrock や Amazon SageMaker JumpStart など、AWS 上で基盤モデルを活用するためのサービスやツールに関する知識も必要です。どのモデルやサービスを選択すべきか、コストや精度、運用性などの観点から適切に評価できることが重要です。AWS社から提供されている試験ガイド(AIF-C01 Ver.1.4)によると採点対象コンテンツに占めるこの分野の出題の比重は 28% となっています。
(4)責任あるAIに関するガイドライン(4問)
この分野では、責任ある AI の開発や、説明可能なモデルの重要性が出題テーマです。公平性や堅牢性、信憑性といった特徴や、モデル選定における責任ある慣行、法的リスクの理解に加えて、それらを支援するツールの活用が問われます。さらに、説明可能なモデルとそうでないモデルの違いを把握して、安全性と透明性のトレードオフや、人間中心設計に基づく考え方の理解も求められます。AWS 社から提供されている試験ガイド(AIF-C01 Ver.1.4)によると採点対象コンテンツに占めるこの分野の出題の比重は 14% となっています。
(5)AIソリューションのセキュリティ(4問)
この分野では、AIシステムの保護手法や、それに関連するガバナンスおよびコンプライアンス規制が主なテーマとなります。暗号化やアクセス権管理など、AIシステムの安全性を確保する保護機能の理解に加えて、データの安全な取り扱いや、セキュリティおよびプライバシーに関するベスト・プラクティスの知識が求められます。また、国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)や SOC(System and Organization Controls)などの規制基準、AWS の監査・追跡サービス、データガバナンス戦略、ガバナンスプロトコルの運用についても理解しておく必要があります。AWS 社から提供されている試験ガイド(AIF-C01 Ver.1.4)によると採点対象コンテンツに占めるこの分野の出題の比重は 14% となっています。なお、SOCとは、米国公認会計士協会(AICPA:American Institute of Certified Public Accountant)が中心となって制定されたITサービスの信頼性を証明する外部監査の認証制度です。
Information
What's New
- 2025/9/4 問題ID: AIF201C003 機械学習における特徴量エンジニアリングの目的に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/9/3 問題ID: AIF202C007 患者の年齢層に応じた健康相談チャットボットに関する問題を追加しました。
- 2025/9/1 問題ID: AIF201C008 農作物の収穫最大化に向けた人工知能の技術の応用に関する問題を追加しました。
- 2025/8/31 AI Practitioner の問題を 30問 追加しました。
Reference Books
AWS認定 資格試験テキスト AWS認定AIプラクティショナー

AWS認定 AIプラクティショナー試験(AIF-C01)の“緑本”とも呼ばれる定番テキストです。AIや機械学習、生成AIなどの基礎知識を幅広く網羅しており、図解も豊富で初心者にもわかりやすい構成です。練習問題も充実しており、試験対策として安心して使える一冊です。さらに、当サイトの問題演習と組み合わせることで、効率的に知識を定着させることができます。