AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第83問 アプリケーション更新プロセスの自動化サービス

 あなたのチームは、アプリケーションのソースコードが更新された際に、自動でビルド・テスト・デプロイを実行する仕組みを導入したいと考えています。また、デプロイ前に承認ステップを挟む必要があり、各工程の進行状況を可視化できることも求められています。これらの要件を満たすために最も適したAWSサービスを選択してください。

  1. AWS CodeDeploy
  2. AWS CodeStar
  3. AWS CodePipeline [正しい解答]
  4. AWS CodeCommit

(問題ID:CLF203C083)

解答

正しい解答:C. AWS CodePipeline

△ 判定不能

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徹底解説

 アプリケーションのソースコードを自動でビルド・テスト・デプロイする仕組みを提供しつつ、デプロイ前に承認ステップを挟み、各工程の進行状況を可視化する要件に対して、最も適したAWSのサービスは、AWS CodePipeline です。AWS CodePipeline は、マネージド型の継続的デリバリーサービスであり、アプリケーションの展開に必要なステップを可視化・自動化することで、迅速かつ確実なデプロイを実現します。アプリケーションのソースコードが更新されたことをトリガーとして、ビルド・テスト・デプロイといった複数段階の工程を自動的に実行するパイプラインを構築することができます。また、必要に応じて手動承認アクションと呼ばれる承認ステップを追加したワークフローを簡単に実装することができます。この仕組みによって、更新プロセス全体の可視化と自動化を実現することができます。

 その他の選択肢は、本問題の要件を満たすサービスではありません。AWS CodeDeploy は、ビルドしたアプリケーションのデプロイを実施するマネージド型のサービスで、Amazon EC2、Amazon ECS、AWS Fargate、AWS Lambda やオンプレミス環境に構築されたサーバーなどの様々なコンピューティング・サービスへのデプロイを自動化することができます。しかしながら、アプリケーションのデプロイ自動化に特化したサービスであり、ビルドやテストの機能は持たず、承認ステップやパイプライン全体の可視化も提供しません。
 AWS CodeStar は、様々なアプリケーションを短期間で開発、構築、デプロイするための開発プロジェクト統合管理サービスです。ビルド・テスト・デプロイ処理は AWS CodePipeline や AWS CodeBuild などに依存するため、単体では承認ステップや詳細なパイプライン可視化の機能はありません。なお、AWS CodeStar は、2024年7月31日をもって、AWS CodeStar プロジェクトの作成と閲覧のサポートは終了していますが、試験対策としては、本問題のように誤りの選択肢として出題される可能性はありますので、サービスの概要は理解しておきましょう。
 AWS CodeCommit は、AWSが提供するマネージド型のスケーラブルなソースコード管理サービスです。Gitの標準機能がサポートされており、ファイルの変更履歴を管理できるプライベートGitリポジトリを利用することにより、ソースコードファイルやライブラリなどのバイナリファイルを安全に保存することが可能です。Git(ギット)とは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムです。このように、AWS CodeCommit はソースコードを保存・管理するためのGitリポジトリサービスであって、ビルドやテスト、デプロイの自動化機能は提供しないため、本問題の要件を満たすことはできません。なお、CodeCommitは、2024年7月末に事前告知なしで新規利用が停止されて、その後、AWSのエヴァンジェリストが X(旧Twitter)で新規受付の終了を明らかにしました。しかしながら、2025年11月24日に、AWS社は非推奨化していた AWS CodeCommit を再び GA(General Availability)として正式に復帰させることを発表しています。

ちなみに...
 AWS CodePipeline は、AWSの各サービスを連携させて、開発者が行ったソースコードの更新を本番環境に短いサイクルで反映するCI/CDの実践を支える基盤となっています。自動化だけでなく、継続的な改善を可能にする開発プロセスそのものを整える役割を担っていると言えるでしょう。なお、CI/CDとは 「Continuous Integration (継続的インテグレーション)/ Continuous Delivery (継続的デリバリー)」 を意味します。

問題掲載日:2026-04-11


Information

What's New

  • 2026/4/19 問題ID: CLF201C054 コスト最適化の構成要素に関する問題を追加しました。
  • 2026/4/19 問題ID: CLF202C053 AWSサービスに対する最終アクセス情報の取得に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2026/4/18 問題ID: CLF202C052 Amazon EC2 インスタンスに対するアクティビティの確認に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2026/4/16 問題ID: CLF203C053 ブラウザベースのCLI実行環境に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2026/4/15 問題ID: CLF301S022 インターネットからのVPCアクセスに対する制御に関する問題を加筆・修正しました。

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