AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第82問 サードパーティー製のデータセット活用に最適なサービス

 あなたの会社では、重点施策のひとつとして、外部のデータプロバイダーが提供するデータセットを活用した新しい分析基盤と予測モデルの構築を進めています。AWSクラウドでこれらの外部データを入手して利用するために、最も適したサービスを選択してください。

  1. AWS Data Exchange [正しい解答]
  2. AWS Step Functions
  3. AWS Lake Formation
  4. Amazon QuickSight

(問題ID:CLF203C082)

解答

正しい解答:A. AWS Data Exchange

△ 判定不能

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徹底解説

 AWSクラウドで外部のデータプロバイダーが提供するデータセットを入手して利用するために、最も適したサービスは、AWS Data Exchange です。AWS Data Exchange は、AWSクラウド上でサードパーティー製のデータセットを安全かつ効率的に検索・取得して、サブスクリプション方式で利用できるように設計されたデータサービスです。経済、金融、エンターテインメント、ヘルスケアなどの多種多様なデータプロバイダーが認定されており、AWS Marketplace のような感覚で検索することができます。データはCSVやParquetなどのファイル形式だけでなく、API形式で提供されるものもあり、用途に応じて柔軟に選択できます。膨大なデータセットの中からデータファイルやAPIを容易に見つけることができるため、AWS Data Exchange を利用することで、様々な分野のデータを効率的に活用することができます。取得したデータは、Amazon S3 バケットに直接エクスポートできるため、データレイクの一部として保存することが可能です。S3バケットに蓄積したデータを活用するために、Amazon Athena を使ってサーバーレスでクエリーを実行したり、Amazon Redshift で大規模分析を行うことができます。また、データプロバイダーが更新したデータを自動的に受け取る仕組みも備えており、常に最新のデータを利用できる点も大きな利点です。本問題の選択肢の中では、外部データの取得と活用を一元的に提供するサービスは、AWS Data Exchange のみであり、サードパーティーデータを活用した分析基盤や予測モデル構築に最適なため、これが正解となります。
 その他の選択肢は、外部提供されるデータセットの検索や取得を行う機能は提供しておらず、本問題の用途には適していません。AWS Step Functions は、複数のAWSサービスを統合してアプリケーションを視覚的に構築するために、ワークフローという形で連携・自動化できるマネージド型のオーケストレーション・サービスです。Lambda関数などのAWSリソースを利用したワークフローの可視化や分散システム管理も容易に実施することができます。
 AWS Lake Formation は、Amazon S3 を基盤としたデータレイクを短期間で構築して、データの登録・カタログ化・セキュリティ設定・アクセス管理などを一元的に行えるように設計されたデータ管理サービスです。データの取り込み、クリーンアップ、分類、権限管理といったデータレイク運用に必要な作業を自動化して安全で統制された分析環境を効率的に実現できます。また、Amazon QuickSight は、AWS が Web アプリケーションとして提供する BI(Business Intelligence)サービスです。容易に分析環境を構築・利用することができ、ブラウザから接続することにより、AWS に蓄積されたデータの分析や可視化をすることができます。しかしながら、AWS Lake Formation や Amazon QuickSight も、サードパーティー製のデータ自体を提供するサービスではありません。なお、データレイクとは、様々な種類のデータを加工前の状態で蓄積して、分析などに利用できるデータ基盤のことです。
 参考までに、AWS Data Exchange および Amazon QuickSight は、CLF-C02で明示的に試験範囲として追加されたサービスです。上記の解説をよく読んで、サービスの定義や基本的な内容の理解を深めておくようにしましょう。また、AWS Lake Formation は、試験ガイドに明示されたサービスではありませんが、誤答の選択肢として取り上げられる可能性も踏まえて、サービスの定義は押さえておきましょう。

ちなみに...
 AWS Data Exchange は、自社では集めにくいけれども、分析に使うと価値が高いデータを手軽に取り込めることが利点のひとつです。例えば、気象データや位置情報データ、経済指標などを自社データと組み合わせることで、より精度の高い予測モデルや分析が可能になります。その他、AWS Data Exchangeの詳細は、AWS社の下記のサイトのページを参照ください。

AWS Data Exchange:
https://aws.amazon.com/jp/data-exchange/

問題掲載日:2026-04-05


Information

What's New

  • 2026/4/19 問題ID: CLF201C054 コスト最適化の構成要素に関する問題を追加しました。
  • 2026/4/19 問題ID: CLF202C053 AWSサービスに対する最終アクセス情報の取得に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2026/4/18 問題ID: CLF202C052 Amazon EC2 インスタンスに対するアクティビティの確認に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2026/4/16 問題ID: CLF203C053 ブラウザベースのCLI実行環境に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2026/4/15 問題ID: CLF301S022 インターネットからのVPCアクセスに対する制御に関する問題を加筆・修正しました。

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