AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第40問 Amazon S3 の概要説明（１）
Amazon S3（Simple Storage Service）に関する説明の中で、正しく記載されたものを選択してください。
（問題ID：CLF203C040）
解答
正しい解答：Ｂ. ブラウザを使用して、オブジェクトに Web アクセスできる。
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徹底解説
Amazon S3（Simple Storage Service）に関する説明の中で、正しく記載された選択肢は「ブラウザを使用して、オブジェクトに Web アクセスできる」となります。Amazon S3 は、利用可能な容量が実質的に無制限で 99.999999999%（イレブンナイン）の耐久性を持つマネージド型のオブジェクト・ストレージ・サービスです。静的コンテンツ（HTML／CSS・動画・画像ファイル）やログファイル、バックアップ・データ等の保存・管理に最適なサービスとなっています。Amazon S3 では、ファイルはオブジェクトとして保存されており、オブジェクト（ファイル）にアクセスするために、オブジェクト毎に固有の URL が付与されます。そのため、Web ブラウザを使用して、Amazon S3 に配置した各オブジェクトにアクセスすることができます。接続先の指定は仮想ホスト形式の URL とパス形式の URL の両方共に使用することが可能です。
その他の選択肢は、いずれも正しい記載ではありません。インターネットにオブジェクトを直接公開する場合、無効化した後にバケットポリシーやオブジェクト ACL によるアクセス設定を行うことによって可能となります。なお、ブロック・パブリック・アクセス無効化の設定自体は、独立した設定項目であり、バケットポリシーでの設定ではありません。また、オブジェクトのサイズは、0 Bから 5 TB までとする必要があり、無制限ではありません。IAM ポリシーでは、IAM ユーザや他のサービスに対して Amazon S3 サービスに対するアクセス権を設定することができますが、Amazon S3 のオブジェクトに対するアクセス権はオブジェクト ACL によって設定します。
ちなみに...
Amazon S3 のアクセス権は、IAM ポリシー（Amazon S3 の利用可否）、バケットポリシー（パケットに対する権限）、オブジェクト ACL（オブジェクトに対する権限）により設定することができます。さらに、直接インターネット公開する場合は、ブロック・パブリック・アクセスを無効化することにより可能となります。
問題掲載日：2023-12-27
Information
What's New
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- 2025/5/17 問題ID: CLF301S019 AWS CLI の初期設定時の必要情報に関する問題を加筆・修正しました。
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