AWS認定資格 無料問題集

解答

正しい解答：Ｄ. AWS Lambda

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徹底解説

　Amazon DynamoDB のデータ更新のタイミングで情報取得する処理を実装する、安価で簡易的なアプリケーションを構築する際に採用するべきサービスは、Amazon Lambda です。AWS Lambda は、イベント発生時にコードを実行するサーバーレスのアーキテクチャ基盤です。ユースケースのひとつとして、単発のジョブ等のシステム処理をサーバーレスで最適なコストで実行したい場合の利用が挙げられます。Amazon DynamoDB には DynamoDB Stream 機能があり、これにより、DynamoDB のデータの更新をトリガーとして、AWS Lambda を起動して非同期で処理を実行することができます。なお、Amazon DynamoDB は、シンプルな構造であり拡張性の高さに特徴のあるマネージド型の NoSQL データベース・サービスです。データの分散配置により可用性と拡張性を確保するもので、同時に読み書きが想定されるシステムの利用等に適しています。
　その他の選択肢は、Amazon DynamoDB のデータ更新のタイミングで情報取得する処理を実装するアプリケーションを構築する際に採用するべきサービスではありません。Amazon EC2（Elastic Compute Cloud）はコンピューティング・キャパシティ（インスタンスと呼ばれる仮想サーバー）を提供する AWS を代表するアンマネージド型のサービスのひとつです。情報取得するだけの処理であれば、AWS Lambda で要件を満たします。Amazon Macie は Amazon S3（Simple Storage Service）バケットに保管された機密データを機械学習（Machine Learning：ML）とパターンマッチングにより自動検出して、通知や保護処理を実行するデータ・セキュリティ・サービスです。また、AWS X-Ray は分散アプリケーションのパフォーマンス分析やデバッグを実施するための分析サービスです。なお、Amazon Macie 及び AWS X-Ray は、CLF-C02 で明示的に試験範囲として追加されたサービスです。