AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第15問 Docker イメージの保存、管理、デプロイ・サービス

　AWS クラウドにおいて、Docker コンテナのイメージを保存、管理、デプロイするために利用できるサービスを選択してください。

  1. AWS Fargate
  2. Amazon ECS（Elastic Container Service）
  3. Amazon ECR（Elastic Container Registry） [正しい解答]
  4. Amazon EKS（Elastic Kubernetes Service）

（問題ID：CLF203C015）

解答

正しい解答：Ｃ. Amazon ECR（Elastic Container Registry）

△ 判定不能

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徹底解説

　AWS クラウドにおいて、Docker コンテナのイメージを保存、管理、デプロイするために利用することができるサービスは Amazon ECR（Elastic Container Registry）です。Amazon ECR は、Docker コンテナの安全で信頼性の高いイメージ・レジストリを提供するマネージド型のサービスです。Amazon ECR は、パブリックおよびプライベートの両方のコンテナ・イメージ・リポジトリをサポートしており、Amazon ECS（Elastic Container Service）や Amazon EKS（Elastic Kubernetes Service）と連携して、Docker コンテナのイメージを簡単に保存、管理、デプロイできます。Docker コンテナにおけるリポジトリとは、Docker イメージを保存・管理する場所のことを意味します。Amazon ECR の利用に際しては、コマンドライン・インターフェースである AWS CLI やマネジメント・コンソールを使用して、リポジトリの作成やリポジトリに対する Docker イメージのプッシュやプル等のタスクを実行することができます。
　その他の選択肢は、Docker コンテナのイメージを保存、管理、デプロイするために利用できるサービスではありません。AWS Fargate は、Amazon ECS および Amazon EKS のどちらからでも利用できるデータプレーン（コンテナが実行される環境）であり、サーバーレスでコンテナを実行することができるマネージド型のサービスです。また、Amazon ECS および Amazon EKS は、AWS のコンテナ関連サービスにおけるコントロールプレーン（コンテナを管理するサービス）であり、Docker コンテナのイメージを保存するレジストリではありません。なお、Amazon ECR は CLF-C02 で明示的に試験範囲として追加されたサービスのひとつです。


ココがポイント
　本問題では、Docker コンテナのイメージを保存、管理、デプロイするためのサービスが問われています。コンテナ自体を管理する（コンテナを実行・停止したり、権限を割り当てたりすること）のか、コンテナのイメージを管理する（コンテナを保存したり、共有したり、デプロイしたりすること）のかを読み違えないようにしましょう。

問題掲載日：2023-09-18

Information

What's New

  • 2025/5/18 問題ID: CLF202C023 認証情報の安全な運用に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/17 問題ID: CLF301S019 AWS CLI の初期設定時の必要情報に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/16 問題ID: CLF201C046 承認済みテンプレートで制御する AWS リソースの利用に関する問題を追加しました。
  • 2025/5/9 問題ID: CLF201C025 AWS の規模の経済性に関する問題を加筆・修正しました。
  • 2025/5/7 問題ID: CLF204C024 特定の利用者が使用したサービスのコスト情報の取得に関する問題を追加しました。

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