AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第3問 AWS Auto Scaling の特徴（１）
Amazon Web Services（AWS）では、AWS Auto Scaling を利用することで、急激な需要の変化がある場合でも安定したパフォーマンスの提供を維持することができます。その特徴として正しいものを選択してください。
（問題ID：CLF203C003）
解答
正しい解答：Ｂ. ELB のヘルスチェックや Amazon CloudWath のアラート機能をトリガーとして利用する。
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徹底解説
急激な需要の変化がある場合でも安定したパフォーマンスの提供を維持することに貢献する AWS Auto Scaling の特徴として、正しく記載されている選択肢は「ELB のヘルスチェックや Amazon CloudWath のアラート機能をトリガーとして利用する」となります。
AWS Auto Scaling は、ポリシーに応じて水平スケーリング（スケールイン／スケールアウト）型で Amazon EC2（Elastic Compute Cloud）を自動拡張・縮小するサービスです。指定した負荷状況の条件で Amazon EC2 のインスタンスの稼働数を自動的に調整することができます。具体的には、ELB（Elastic Load Balancing）のヘルスチェックや Amazon CloudWatch のアラート機能をトリガーとして AWS Auto Scaling の自動拡張・縮小機能を利用することができます。
その他の選択肢は、AWS Auto Scaling の特徴としては、いずれも、誤った記載となっています。AWS Auto Scaling のスケーリング方式は、垂直スケーリングではなく、水平スケーリングによる自動拡張の仕組みです。リクエスト発生数やスケーリングポリシーの設定内容に関わらず、無料で利用可能なサービスであるため、スケーリング対象とする Amazon EC2 などの AWS リソースや Amazon CloudWatch モニタリング（利用する場合）に掛かる費用は必要となりますが、AutoScaling 自体には追加の料金は掛かりません。また、AWS Auto Scaling は、単一のアベイラビリティゾーン（AZ）に最適化されたサービスではありません。システムの可用性向上のため、複数の AZ を使用してマルチ AZ 構成とすることができます。
Step Up！
負荷減少に基づくスケールインの際は、起動設定が最も古いインスタンスを削除することがデフォルトのポリシーです。古いインスタンスが複数ある場合は、次の課金の発生が最も早いインスタンスを削除します。
問題掲載日：2023-09-18
Information
What's New
- 2025/5/18 問題ID: CLF202C023 認証情報の安全な運用に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/5/17 問題ID: CLF301S019 AWS CLI の初期設定時の必要情報に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/5/16 問題ID: CLF201C046 承認済みテンプレートで制御する AWS リソースの利用に関する問題を追加しました。
- 2025/5/9 問題ID: CLF201C025 AWS の規模の経済性に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/5/7 問題ID: CLF204C024 特定の利用者が使用したサービスのコスト情報の取得に関する問題を追加しました。
Reference Books
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