AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第54問 コスト最適化の構成要素
AWSでは、AWS Well-Architected Framework に従って、システムを設計することが推奨されています。この AWS Well-Architected フレームワークの6つの柱(Pillars)のひとつであるコスト最適化(Cost Optimization)の構成要素を選択してください。
(問題ID:CLF201C054)
解答
正しい解答:A. 消費モデルの導入
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徹底解説
選択肢の中で、AWS Well-Architected フレームワークの6つの柱(Pillars)のひとつであるコスト最適化(Cost Optimization)の構成要素(設計原則)は、消費モデルの導入です。コスト最適化は、コストを最小限に抑えた上でビジネス成果の達成を実現する能力のことです。市場投入スピードとコスト最適化のトレードオフを踏まえて、過剰なリソース確保を避けて継続的に最適化するための考え方とベストプラクティスを示しています。AWS Well-Architected フレームワークのドキュメントでは、コスト最適化に関する5つの原則が記載されていますが、消費モデルを導入することはその原則のひとつです。従量課金(Pay-As-You-Go)モデルを最大限に活用して、必要なときに必要な分だけリソースを利用する考え方です。これにより、オンプレミス環境のようにピークに備えて過剰なキャパシティを購入する必要がなくなり、アイドル状態のリソースに費用を払う無駄を排除できます。例えば、Auto Scaling やオンデマンド課金を組み合わせることによって、需要に応じてコストが自然に最適化されて、ビジネス価値と支出をより密接に結びつけることができます。なお、AWS Well-Architected フレームワークのコスト最適化の設計原則の詳細は、「コスト最適化」 を参照ください。

その他の選択肢は、Cost Optimization の構成要素ではありません。「サーバーレスアーキテクチャの使用」 は、パフォーマンス効率性(Performance Efficiency)に関する構成要素のひとつです。サーバーレス・アーキテクチャを使うことで、物理あるいは仮想のサーバーOSを運用・管理する必要がなくなり、従来のコンピューティング作業が簡素化されます。
「人手によるデータ管理の排除」 は、セキュリティ(Security)に関する構成要素のひとつです。AWS Well-Architected Framework では、「データへの直接アクセスや、手作業による処理の必要性を低減または排除するためのメカニズムやツールを使用します。これにより、機密性の高いデータを扱う際の誤処理、改変、ヒューマンエラーのリスクを軽減します。」 と記載されています。コスト最適化の構成要素のひとつである 「差別化につながらない手間のかかる作業にコストをかけるのをやめる」 とは異なりますので、気をつけましょう。
「マネージドサービスの使用」 は持続可能性(Sustainability)に関する構成要素のひとつです。AWS Well-Architected Framework では、「マネージドサービスは、AWSが大規模に運用し、効率的なオペレーションについて責任を持ちます。お客様の影響を最小化できるマネージドサービスを使用します。」 と記載されています。
ちなみに...
AWS Well-Architected フレームワークでは、安定した効率のよいシステムの構築に必要な考え方として、Performance Efficiency の他、Reliability(信頼性)、Security(安全性)、Cost Optimization(コスト最適化)、Operational Excellence(運用上の優秀性)、および、Sustainability(持続可能性)の 6つの柱(Pillars)を挙げています。信頼性が高く、安全かつ効率的で、コスト効率に優れて、持続可能なワークロードをクラウド内で設計および運用するためのアーキテクチャ設計のベストプラクティスを提供します。
問題掲載日:2026-04-19
Information
What's New
- 2026/4/19 問題ID: CLF201C054 コスト最適化の構成要素に関する問題を追加しました。
- 2026/4/19 問題ID: CLF202C053 AWSサービスに対する最終アクセス情報の取得に関する問題を加筆・修正しました。
- 2026/4/18 問題ID: CLF202C052 Amazon EC2 インスタンスに対するアクティビティの確認に関する問題を加筆・修正しました。
- 2026/4/16 問題ID: CLF203C053 ブラウザベースのCLI実行環境に関する問題を加筆・修正しました。
- 2026/4/15 問題ID: CLF301S022 インターネットからのVPCアクセスに対する制御に関する問題を加筆・修正しました。
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