AWS認定資格 無料問題集

解答

正しい解答：Ｄ. 持続可能性

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徹底解説

　AWSのベストプラクティスに基づく評価項目として、AWS Trusted Advisor で検査される項目に含まれないものは「持続可能性」です。AWS Trusted Advisor は、利用者のサービス使用状況をモニタリングして、コスト最適化、セキュリティ、パフォーマンス等のベストプラクティスに従った推奨事項や改善提案を提供するオンライン・ツールです。AWS Trusted Advisor は、下記の 6つの観点（チェック・カテゴリ）から AWS 環境を精査します。本ツールで確認可能な項目は、契約しているサポート・プランによって異なりますが、ビジネス・サポート・プラン以上の場合、全てのチェックが可能です。AWS Trusted Advisor を使用したこれらのチェックを通じて AWS のクラウド環境が常に最適な状態で運用されていることを確認することができます。
　その他の選択肢のセキュリティ、パフォーマンス 及び コスト最適化は AWS Trusted Advisor で検査される項目に含まれます。セキュリティは、AWS 環境におけるセキュリティのリスクを特定して、そのリスクを軽減するための推奨事項を提供します。例えば、アクセス制御の設定が適切かどうか、セキュリティグループが適切に設定されているかといったことを確認します。パフォーマンスは、AWSのリソースを最大限に効率的に動作させるための推奨事項を提供します。例えば、負荷分散の適切な設定やデータベース・インスタンスのパフォーマンスの改善策といったことが含まれます。コスト最適化は、企業が無駄に使用しているリソースを特定して、コスト削減のための具体策を提示します。例えば、利用率の低いインスタンスや不要になった Amazon EBS ボリュームを検出して、停止や削除が推奨されます。一方で、持続可能性は、AWS Well-Architected Framework の6つの設計原則に含まれる項目ですが、AWS Trusted Advisor の評価項目には含まれていませんので、注意しましょう。上述したものを含むその他のチェック項目は以下の通りです。

• コスト最適化（Cost Optimization）
• パフォーマンス（Performance）
• セキュリティ（Security）
• フォールト・トレランス（Fault Tolerance）
• サービス制限（Service Limits）
• オペレーショナル・エクセレンス（Operational Excellence）

ココがポイント
　AWS Well-Architected Framework の6つの設計原則を AWS Trusted Advisor で検査される項目と混同してはいけません。また、解答すべきは検査される項目に含まれないものであることにも注意しましょう。