AWS認定資格 無料問題集
解答・解説
第3問 垂直スケーリングのユースケース
サーバーやインスタンスをスケーリングする際には垂直スケーリング及び水平スケーリングの 2つの方式があります。次の中で垂直スケーリングのユースケースを選択してください。
(問題ID:CLF201C003)
解答
正しい解答:A. 並列処理の強化のため、サーバーの空きソケットに CPU を増設した。
URL を直接入力して「解答・解説」画面を表示した場合、何を選択・解答したかを特定できないため、解答の正誤判定ができません。必要に応じて「同じ問題に再挑戦」ボタンをクリックして、この問題に再チャレンジしてみてください。
徹底解説
選択肢の中における垂直スケーリングのユースケースは、「並列処理の強化のため、サーバーの空きソケットに CPU を増設した」となります。垂直スケーリングは、スケーリング対象サーバー自体の性能調整を図ることにより能力の増強・低減を実施することです。具体的には CPU やメモリーといったリソースの増減によってスケーリングを実現します。リソース増強による能力の向上をスケールアップ、リソース縮小による能力の低下をスケールダウンといいます。この垂直スケーリングに対して、対象のサーバー台数を増減させることによって能力の増強・低減を図ることを水平スケーリングといいます。これらのスケーリングのイメージは下図の通りです。
その他の選択肢の記載は、いずれも、垂直スケーリングのユースケースではありません。利用者数の増加に伴ってサーバーの台数を増加させることや、夜間のアクセス数の少ない時間帯に稼働サーバーの台数を削減することは、水平スケーリングのユースケースとなります。また、オールインワンで構成していたサーバーを AP サーバーと DB サーバーに分離することは機能分割することであり、スケーリングすることではありません。

問題掲載日:2023-09-18
Information
What's New
- 2025/9/2 問題ID: CLF203C014 AWSインフラストラクチャのロケーション規模に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/8/31 問題ID: CLF201C015 データベース移行に利用する AWS サービスに関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/8/30 問題ID: CLF202C065 サードパーティー製アプリケーションとAWSリソースの連携に関する問題を追加しました。
- 2025/8/29 問題ID: CLF202C005 AWS利用時の禁止事項に関する問題を加筆・修正しました。
- 2025/8/27 問題ID: CLF301S021 AWSクラウッド移行のメリットに関する問題を加筆・修正しました。
Reference Books
一夜漬け AWS認定 クラウドプラクティショナー[C02対応] 直前対策テキスト
![一夜漬け AWS認定 クラウドプラクティショナー[C02対応] 直前対策テキスト](https://aws.keepitup.jp/images/Reference_Books_CL-04.jpg?202508171817)
必要最小限の内容を、効率よく学習できる構成となっており、忙しい社会人にもお薦め!模擬試験1回分付きで、試験直前の総仕上げにぴったりの1冊です。実は、本サイトの管理者も前版ですが直前対策に利用しました!
図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]
![図解即戦力 AWS のしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]](https://aws.keepitup.jp/images/Reference_Books_CL-02.jpg?202504201436)
これからIT業界に転職することを考えている方やエンジニア1年生の方などで、緑のテキストが少し難しく感じる人にお薦めの1冊です。AWSのしくみや技術をわかりやすく解説する図解本となっています。さらに、2025年4月21日に頁数を大幅に増やして、よりたくさんのサービスをフルカラーの図解で解説する第2版がリリースされました。これからの購入を検討されている方はこちらを確認ください。