AWS認定資格 無料問題集

解答・解説

第23問 パブリック・クラウドの特性(オンデマンド対応)

 パブリック・クラウドは、アジリティ、弾力性、可用性、スケーラビリティの高さが、オンプレミス環境と比較した場合の主なメリットであるといわれています。この中でオンデマンドにシステムのリソースを提供量を増減できる能力を示す特性を選択してください。

  1. アジリティ
  2. 可用性
  3. 弾力性 [正しい解答]
  4. スケーラビリティ

(問題ID:CLF101C023)

解答

正しい解答:C. 弾力性

△ 判定不能

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徹底解説

 パブリック・クラウドのメリットの中で、オンデマンドにシステムのリソース提供量を増減できる能力を示す特性は弾力性です。必要になったときにリソースを増やし、不要になったときにリソースを減らすというクラウドならではの特性といえます。例えば、AWS Auto Scaling を利用して、負荷に応じて稼働するインスタンス数を増減することができる性質です。なお、弾力性は、英語では Elasticity(形容詞: Elastic)であり、AWS では頻繁に登場する単語のひとつです。AWS の主要なサービスの代名詞とも言える Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)の名前の中にも使用されているキーワードです。Elasticity は、日本語では弾力性の他、伸縮性と翻訳されている場合もあります。
 その他の選択肢の特性は、オンデマンドにシステムのリソース提供量を増減できる能力を示す特性ではありません。アジリティは機敏性と訳されることが多く、クラウドの特性を表す場合は、環境変化に対して、素早く対応することができる能力のことです。可用性はシステムやアプリケーションを継続して稼働させることができる能力を示す特性です。弾力性は需要の変化に応じて、オンデマンドにシステムやサービスのリソース提供量を増減することができる能力を示す特性です。また、スケーラビリティ(拡張性)は必要に応じてサーバーの台数を増減させたり、サーバー自体の性能を調整する能力を示す特性です。



問題掲載日:2023-10-23

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